映画『ザ・サークル』【あらすじ・評価&ネタバレ結末】主人公に感情移入できず…。

※下方の「ネタバレ結末」&「総評」以外は基本的にネタバレを含みません。

作品情報

基本情報

邦題:『ザ・サークル』

原題:『The Circle』

製作国:アメリカ

上映時間:110分

日本公開日:2017年11月10日

監督:ジェームズ・ポンソルト

キャスト登場人物

エマ・ワトソンメイ・ホランド

主人公の女の子。親友のおかげで巨大SNS企業「サークル」に就職することに。

トム・ハンクスイーモン・ベイリー

「サークル」のCEO。

カレン・ギランアニー・アラートン

メイの親友。「サークル」の社員で高い地位についている。

エラー・コルトレーンマーサー

メイの幼馴染の男の子。彼女に好意を抱いている。

ジョン・ボヤーガタイ・ラフィート

「サークル」の社員。

予告編




作品紹介

私からのコメント

こんばんは!なのんです~!

11月最初の更新です!友人と旅行に出かけたりと忙しかったので、久々の更新になっちゃいましたね。

しかし栃木の紅葉はなかなかきれいでしたよ~。癒されました。

喋りすぎると旅ブログと化してしまうので本題に移るか(^v^)

 

さあ、本日の作品は『ザ・サークル』。豪華なキャストで話題になっていますよね。

主演はエマ・ワトソン

『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役として知られ、2017年公開の『美女と野獣』では主演を務めました。

「世界で最も美しい顔100人」にも毎年ランクインし、文句なしの美人さんですよね。日本での知名度も高く、女性の憧れの的となっています。

 

そして主演男優はトム・ハンクス

最近では『ダ・ヴィンチ・コード』に続く3作品で、ロバート・ラングドン教授を演じ活躍しています。言わずと知れた大物ですね。

俳優としてはもちろん、なんと映画やドラマの制作も行っています。昨年は大統領自由勲章まで受賞されたそう。

 

そんな今作ですが、テーマは「巨大なSNS企業による監視」です。

最近何かと話題に出るSNSですね。Twitterでの問題発言や写真が取り上げられたり、爆破予告をして捕まったり。はたまたインスタ映えのためだけに準備した食べ物を捨てただとか、立ち入り禁止区域に入っただとか。

とにかく一日中その手の話題が尽きない世の中となっていますよね。それによって最近SNS関連の映画も増えたように思います。

記憶に新しいものとして、日本では2016年に公開された『アンフレンデッド』。

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全編がパソコンのSkype画面を通して進行する、今までにないものでした。(そもそもSkypeは厳密にはSNSには分類されないけどね。)

友達とワクワクしながらミニシアターに観に行ったのを覚えてます。その割にはあまり面白くありませんでしたが…。

 

他には2014年に公開された『ディス/コネクト』。

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日本版ポスターがダサすぎて逆に気になる本作は、とても現実にありそうな話。

ネットで繋がりを求める人々のお話で、こちらはおすすめできます。

 

邦画でいうと、2014年に公開された『白ゆき姫殺人事件』が真っ先に浮かびます。

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誰もがSNSを通して自由に発言できる現代において、何が真実で何が嘘なのか。

そんな高度なネットリテラシーが求められるSNSの怖さが描かれています。

湊かなえ原作の今作、私は結構好きです。


評価

30点

なんといっても主人公に感情移入できず、彼女の考え方が理解できないのが低評価の主因です。

監視体制下で展開していく話は最近結構多いです。そういったものは大抵新しく主人公がそこに加わり、異変を感じて、最後は体制に対する何かしら反乱を起こして終わるのが常です。

しかし今作はそうじゃないんですね。もちろんそれが悪い訳ではなく、むしろ斬新に感じたところまでは良かったのですが…。

理解できん。どうやったらそういう結論にいきつくのだ。結局最後まで主人公に共感することはありませんでしたね。

 

そして物語自体にも疑問だらけです。

うまく話が出来過ぎているというか、要は作り話の世界だな~としか思えないのですよ。

ネタバレになるので詳細はここでは述べませんが、突っ込みどころらだけです。

 

他にもですね、ジャンルの分類が「SFサスペンススリラー」となっていたので期待していたのですが…。

サスペンスなんてない!!見たまんまじゃん!

スリラーもほとんどない。「そりゃそうなるだろうねー」というのが少しあっただけ。

結末もなんだか映画の前後編のうち、前編だけ見せられて終わったかのような消化不良なエンディングだし。全体的に起伏がなく少し退屈。

 

最後に今作のキャッチコピー「『いいね!』のために、生きている」

なかなかかっこよくできていますね。ただ、そんなに内容に当てはまっていない。キャッチコピーにする程も強調されていない。

 

「SNSはいきすぎると怖いよ~」という問題提起がしたかったのだろうが、それ以前に納得できない部分が多すぎる作品でした。

 

ただこれだけは言わせて欲しい。エマ・ワトソンか˝わ˝い˝い˝ぃ˝!!

あらすじ(ネタバレなし)

主人公のメイは両親と共に故郷で暮らす女の子です。しかし彼女は現在の仕事に不満を抱いていました。

そんなある日、彼女は親友のアニーの取り計らいで「サークル」の面接を受けられることに。

そして見事に合格し、そこで働くこととなった。

彼女は社内でだんだんと地位を高め、なんとCEOのイーモンの目に留まるまでになります。

そして新たな製品「シーチェンジ」を用いて、自分の生活を24時間公開することとなるのだが…。


ネタバレ結末

※見鑑賞の方はご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨大SNS企業「サークル」がすごい!

1人の女の子がカヤックに乗っています。彼女は携帯にかかってきた通知を切って進んでいきました。

彼女の名はメイ。両親と共に故郷で暮らす女の子です。

彼女の父は多発性硬化症という病気で、母の助けを借りないと生活ができません。

また、幼馴染のマーサーはメイに好意を抱いており、両親も彼を気にっていたが、メイ自身はそうでもないらしく、2人の間に進展はありません。

 

そんなある日、彼女は親友のアニーに最大手SNS企業「サークル」の面接をセッティングしてもらいます。

大喜びして彼女は採用試験に向かい、無事合格します。

既に高い地位にある社員だったアニーに、何でも揃う「サークル」の施設を紹介してもらうメイ。

同僚には仕事を教えてもらい、だんだんと慣れていきます。

 

そんな中、CEOのイーモンにより革新的な超小型カメラ「シーチェンジ」が社内で発表される。


安く、どこでも設置出来て、なおかつバレないとのこと。素晴らしい。

その夜、社内パーティーが開かれます。イマイチ馴染めていないメイは黒人の男性に声をかける。

彼と少しお喋りをして、ワインを奢ってもらった後彼は去っていきました。

 

ある日、メイは久々に実家に帰ります。両親は娘が大企業に勤め満足の様子。一方、マーサーは「サークル」が嫌いな様子でした。

いつものように1人カヤックを楽しんだ後、会社に戻ります。

 

その日もいつも通り出社すると、彼女は知らない男女に声をかけられます。

「もっとサークルの社内活動に参加しろよ~~」みたいなことを言われ、それ以来彼女は「サークル」での様々な活動にも積極的になる。

また、自身の健康調査をしてもらったり、なんと父の多発性硬化症まで治療してもらえることとなり、彼女は大喜び。

メイ「サークルってすごい企業!最高ね!」

活躍し続けるメイちゃん。

ある日の夜、彼女は以前の黒人男性と再び出会います。

彼に見せたいものがあると言われ、彼女はついて行きます。するとそこには、世界中から集められたデータが蓄積されていたのだ。

そう、なんと彼は「サークル」の一番の技術「トゥルーユー」を開発した、創業者の一人であるタイ・ラフィートでした。

同時に彼は、自分の開発した技術が思わぬ使われ方をされている、現状への不満を打ち明けるのだった。

 

それからしばらくして、ある日マーサーは直接「サークル」本社までメイに会いに来た。

どういうことかというと、マーサーは以前メイの両親に鹿の角でできたシャンデリアをプレゼントしていました。

メイはその写真を深く考えずにサークルに投稿したのだが、それに対してマーサーが多くの鹿を殺してシャンデリアを作ったと、ネット上で炎上したそうなのだ。

そのせいで彼のもとに大量の嫌がらせメッセージが届き、中には脅迫状まであったという。

メイは謝るが、彼はうんざりだと言い去っていく。そして周りにはその様子を撮り続ける人々。

落ち込んだメイは、夜中に1人でカヤックに乗りにいくが、高波で転覆してしまう。

幸い近くに「シーチェンジ」がついていたおかげで、すぐに救助隊がやってきて助けられた。

 

この件で彼女は「サークル」CEOのイーモンに注目され、社員で初めてカメラを24時間装着し、私生活を全て世界に晒しだすこととなる。

これでもう危険にさらされる心配も無くなるというのだ。

メイは一躍有名人となり、社内だけでなく世界中からもフォロワーがつきます。

コメントもめちゃくちゃくる。

しかし彼女の周辺の人物も必要以上に注目を浴びることとなり、両親やアニーから次第に距離をとられてしまうことに。

だが彼女はくじけない。続いて重役会議にも出席するようになった彼女は、そこで大胆な提案をしてさらに注目を浴びることに。

「サークル」の恐ろしい側面が明らかに。

ある社内発表会で、メイは「サークル」のネットワークを利用して、特定の人物を全世界中から20分以内に見つけ出すことができる「ソウルサーチ」を発表。

ジョブズ並みのスピーチを始めるメイ。

まずは試しに刑務所から脱走した犯罪者を検索。なんと10分で見つけ出し現行犯逮捕まで追い込むのだった。

それを見て大いに沸きあがる観客たち。カルトチックで普通に怖い。

次いで一般人でも探し出すことができることを証明しようとするのですが、ここでマーサーの名があがってしまう。

観客やイーモンからの声を無視できず、嫌々ながらマーサーを検索することになる。

すぐに彼は見つかるが、追いかけてくる人々に耐えきれずトラックで逃げだす。

パニックになった彼にメイは落ち着くよう呼びかけるが、時すでに遅し。

マーサーのトラックは橋から落ちていくのだった…。

 

ショックを受けたメイは実家で療養していました。3日何も手につかず寝込んでいたが、久々に携帯の電源を入れると、そこには世界中からの応援メッセージが。

また、田舎に戻ったアニーとも通話し仲直り。そして彼女はある決意をする。

メイ「私戻らないといけないわ」

母「どこに?サークルじゃないよね…?」

メイ「サークルがマーサーを殺したのじゃないわママ。私が戻ってサークルをより良いものに修復しないといけないの。ごめん。」

そう言って家を出て、タイに連絡をします。2人で「サークル」を変えることに決めたのでした。

メイは再び社内発表会で壇上に立ち、どれだけ苦しかったか。そしてどれだけ温かい声で励まされたかを話す。

「サークル」はもっと透明にならないといけない。そのためにCEOのイーモンとトムの機密情報も全て公開しようと言います。

 

賛同の歓声が上がり、今度は彼らが拒否できない状況に。そしてタイの協力の元、本当に2人のすべての情報が公開されてしまうのだった。

困惑する両者。勝ち誇った表情のメイ。

後日、晴天の下で1人カヤックを楽しむメイ。その周りには彼女を追い続けるドローンが飛び回っていました…。

~THE END~


総評

おいメイちゃん!周りに迷惑をかけてマーサーまで死なせちゃったのに、結局さらなる透明化を図るだけで「サークル」は存続させるのかよ!また死人出るんじゃないのか!?

 

というのが正直な感想。いつ反抗するようになるんだろ~?と思ってたら最後までなかったですね。

それに本当ツッコミどころが多すぎる…。

一番言いたいのは、「鹿の角のことでいつまでぐちぐち言ってんだよ!幼稚すぎ!それに鹿の角は1年に1回勝手に抜け落ちるものなんだよ!!」

他もとにかく説得力がないものばかりだし。どういうことだよメイちゃぁぁん。

豪華な俳優陣で話題になっている割に、微妙な作品でした。

 

私は読んだことないですが、原作の方は評価良いみたいです。

もっと各々の人物について掘り下げられていて、納得できる展開になってるなんだろうな…。

ザ・サークル

ザ・サークル

  • 著者 デイヴ エガーズ, Dave Eggers
  • 価格 ¥2,376
  • 商品ランキング 173069位
  • 出版社 早川書房

それでは今日はこのぐらいで~(‘Д’)

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