映画『スイス・アーミー・マン』【あらすじ・評価&ネタバレ結末】死体がまさかの大活躍!一方賛否両論のラスト…

※下方の「ネタバレ結末」&「総評」以外は基本的にネタバレを含みません。

作品情報

基本情報


邦題:スイス・アーミー・マン

原題:Swiss Army Man

製作国:アメリカ

上映時間:97分

日本公開日:2017年10月13日

監督:ダニエル・シェイナート&ダニエル・クワン

キャスト登場人物

ポール・ダノハンク

陽気で明るいチェリーボーイの主人公。

ダニエル・ラドクリフメニー

顔の真っ白な死体の青年。あくまでも「死体」であり「ゾンビ」ではない。

メアリー・エリザベス・ウィンステッドサラ

ハンクと毎朝同じバスに乗り、彼がひそかにあこがれている少女。

予告編




作品紹介

私からのコメント

こんばんは!なのんです~

今回は日本で明日(9月22日)に公開される『スイス・アーミー・マン』を一足早くレビューします。

予告編を見る限りは髭もじゃもじゃのお兄さん

と死体の青年

が愉快に暴れまわる

映画ですよね。

しかしそんなものだけじゃありませんでした。

この作品、凄すぎてうまく言葉で表すことができません。

私たち人類には早すぎたかもしれないです。

悪い意味ではないですよ。私はとても好きです。

ただその前に、まず最初に大切なことを一つ。

よっぽど普段からド下ネタで盛り上がれる間柄じゃない限り、

家族や恋人、または異性と絶対に行かない方がいいです。

知ってる人は知ってるであろう、有名な広告風に言うと

「今気まずくなりたくないなら絶対に鑑賞しないで下さい。下ネタがキツすぎて、ほぼ100%その場で居心地が悪くなってしまいます。」

おそらく下ネタが大好きな年頃の男友達で行くのが、一番笑って楽しめると私は思います。

が、これはあくまで前半までのお話。

後半になるにつれて、別作品かと思うほど哲学色が濃くなってきます。

最初から最後まで死体と戯れて楽しく遊ぶ作品だと思っている方は大いに驚くと思います。

というか、私がそうでした…

後半は人生、特に「生きる」ことについて考えさせられるような、深い内容となっています。

前半まで涙を流して笑っていたのが嘘のようです。

そして公開された後、おそらく一番激しく議論を呼ぶことになるであろうラストシーン

皆さん早く見に行って、どういう解釈があり得るのか私に教えてほしいところです(@_@)

ともかく、私にとって今年一番の衝撃作となりました。

評価

70点

正直なところ非常に点数をつけにくいが、それでもあえてつけるなら。って感じです。

今作は、本国の公開に先駆けて行われた映画祭の上映会で、良くも悪くもあまりの内容に途中で帰ってしまう人が多発したことで話題になりました。

それだけ人を選ぶ作品に仕上がっているということです。

笑いあり、涙ありの作品。と簡単に片づけてしまえば、巷に広まっているコメディやヒューマンドラマと同じように聞こえるが、今作は明らかに一味違います。

いえ、一味どころか二味、三味ぐらい違います。

私の語彙が乏しく本当に申し訳ないのだが、少しでも気になる方は劇場で見てください。

是非見てください。

劇場で。

ちなみに私は2人が口ずさんで歌っているシーンの数々が一番好きです。


あらすじ(ネタバレなし)

嵐にあって無人島に漂着してしまった主人公ハンク。

食べ物も水もない状態で、ついに自ら命を絶とうと決意し実行しかけたその時、海岸に流れ着いた死体メニーを見つけます。

メニーは絶えずおしりからガスを出し続けおり、しかも水に浮くことに気付いたハンクは彼にまたがり、無人島の脱出を試みる。

しかし途中で転落してしまい、目が覚めるとそこはまた島のようでした。

横たわるメニーを背負って森へ入っていくハンクだが、果たして彼らは無事帰ることができるのだろうか。

ネタバレ結末

※見鑑賞の方はご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一見お荷物のメニーくん、実は万能の死体だった!

喋りもせず動きもしないので、おならがよく出るだけのお荷物…?

と思っていたら大違い!

アーミーナイフならぬアーミーマン!メニーくんは実にたくさんの機能を備えていたのだ。

その中には

・おならを出し続け水上を走る

・雨水を体内に溜め、必要な時に飲み水として放出

・体内のガスを利用し簡単に焚火をたく

・口内に含んだものを高速で噴出し狩りに利用

・体をありえない方向に勢いよく反り返らせることでものを切断

中でも一番すごいのがなんと。

男のあそこがコンパスに。

しかも大きくなった時のみ使用可能。

などなど、サバイバル生活で必要な機能が全部備わっています!

また、死体ならではの扱いの雑さにも注目!

2人は固い友情を築き上げるが、一方メニーの体には異変が…!?

やっと片言でしゃべりだすメニーくんだが、人間界のことを何も知らない模様。(しかし『ジュラシック・ワールド』のテーマは鼻歌で奏でられる不思議)

「家とは?」「生活とは?」そんな難問に、ハンクは小道具や体で実演し必死に伝えようと努力します。

そんなことを繰り返しているうちに、2人の間には友情が芽生えます。

一方饒舌になったメニーくん、下ネタワードに突っ込んだ質問を繰り返す。(家族などで行くとこの辺が一番気まずい)

それに頑張って答えるチェリーボーイ。

一緒に暮らしているうちに、すっかり仲良くなる2人。携帯のホームに写るかわいいサラちゃんについても散々議論を交わす。

そのうち、なんと2人でパーティーまで始めます。

そしてこの頃から口だけでなく、体も少しずつ自由が利くようになってきたメニーくんだが、果たしてどうなるのか…?

すれ違う2人、最終的に無事脱出できるのだろうかか…?!

ハンクの努力もあり、人間界の常識の大半を取り戻したメニーくん。

しかしハンクがクマに襲われれ大ピンチという時に、彼は自由におならもできない人間の理不尽さなどに悩み、ハンクと仲たがいに…

なりかけるが、最後は彼を助けたい一心で、なんと自力で動き出すメニーくん。

なんとか大事に至る前にハンクを助け出すことに成功。疲れで2人ともぶっ倒れます。

目を覚ますと、なんと逆転。メニーくんがハンクを背負って歩いているではないか。

そしてついに森を抜けだす2人だが、なんとそこは

サラの家

ん~~どういうことだ!

賛否両論のラストシーン。一体どういうこと?

無事脱出しサラにも会えちゃった2人。

しかし、メニーくんは「私がどれだけ彼女を愛していたかサラに言わないでくれ」と言い残し、それ以降ただの死体だった頃に逆戻りしてしまいます。

必死に起こそうとするハンクだが、やがて警察やテレビ局の人までやってきて騒ぎになります。

この場面で、皆はずっとハンクをメニーだと勘違いして呼び続けます。

なぜでしょうか。

そして、テレビ局のインタビューを避け、今にも死体安置所に連れていかれそうなメニーくんを引っ張って森の中へ逃げていきます。

道中で2人で作ったさまざまな小道具やパーティーの跡を通ります。

ていうかパーティー会場、サラの家までめちゃくちゃ近いじゃん(”ω”)

あんな大声で騒いでいたら声が聞こえるレベルでは…?

それはそうと、2人は最初流れ着いた海岸まで逃げてきます。相変わらず目が覚めないメニーくん。

と、そこで警官やテレビ局、サラなど他の人も皆追いつきます。

皆も途中の小道具類を見てきたようで、なんだか驚愕した表情。

諦めずにメニーくんを起こそうと呼びかけ続けるハンクだが、ついに手錠をかけられ連行されます。

ここまでかと思われたその瞬間、なんとメニーくんは最初出会った時のようにおならを出して震え始め、今度は一人で海のかなたまで飛んで行ってしまいます。

一同、信じられないといった表情。しかし、その中で笑っている顔もいくつかあった…

総評

解説を期待されていた方、ごめんなさい!

私も頑張って考えているのですが、どうもうまく説明できません。

よくある夢オチ?妄想?なんだか違う気がします。

もしかしたら意味などないのかも?とても前衛的です。

しかし、前半の何気ないバス(手作り)に乗って外を眺めるシーンや、自慰について語るシーン。

一つ一つが後になって、なんだか深い意味が込められていたのかな…?と考えさせられます。

劇場に見に行く皆さんは、そういった目線でそれぞれの何気ない物事をとらえて鑑賞していると、最後で何かに気付けるかもしれません。

そんな映画でした。

2 COMMENTS

いごっそう612

初コメント失礼します。
この映画気になってるんですよ~地元じゃやってないのでレンタル待ちなんですが、やっぱ面白そう~早く観たいっすね~。

返信する
videonanon

初コメントに気付くのが遅れてしまい申し訳ございません…。
くると思っていなかったもので…(‘Д’)
私の周りで結構話題になっていたから、
てっきり全国各地で上映されていると思っていたのですが、
意外と上映館少ないみたいで残念ですね…。
良くも悪くもすごい作品ですので、
是非レンタルでご覧になってくださいね!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)