映画『猿の惑星:聖戦記』【あらすじ・評価&ネタバレ結末】三部作がついに完結!にしてはなんだかなぁ…

※以下は全て、1作目と2作目を鑑賞済みだという前提で話を進めていきます。ご注意ください。
本作については下方の「ネタバレ結末」&「総評」以外は基本的にネタバレを含みません。

作品情報

基本情報

邦題:『猿の惑星:聖戦記』

原題:『War for the Planet of the Apes』

製作国:アメリカ

上映時間:140分

日本公開日:2017年10月13日

監督:マット・リーヴス

登場人物

~~猿の方々~~

シーザー:猿たちのリーダー。人間たちすべてを恨んでいるわけではないが、始まった戦争を止めることはできずに戦っている。

コバ:前作でシーザーを裏切り、彼に殺された横暴な奴。度々シーザーの夢に出てくる。

レッド:元はコバの側近で、人間たちに従っている。

ブルーアイズ:前作にも登場したシーザーの息子。

コーネリアス:シーザーの息子で、ブルーアイズの弟。

コーネリア:シーザーの妻。

モーリス:シーザーと行動を共にし、優しい赤毛の奴。実質ママ。

ロケット:シーザーと行動を共にする。

ルカ:シーザーと行動を共にする。

ウィンター:名前通りの白い奴。

バッドエイプ:手話を使えないがカタコトで話す。あほかわいい。

 

~~人間の方々~~

ノヴァ:言葉を発せないかわいい幼女。名前はのちにモーリスがつけた。

大佐:シーザーたち猿の住処を襲撃。感情的にならず常に冷酷。

プリチャー:頻繁に出てくる人間の兵士。

予告編




作品紹介

私からのコメント

こんばんは!なのんです。

今日の作品は、『猿の惑星:聖戦記』です。

 

猿の惑星は元々1963年に出版された小説であり、

その後映画化され大ヒット。

全5作が製作されました。

 

2001年にオリジナルストーリーで1回リメイクされたが評判はイマイチ…。

 

そしてこの新しい『猿の惑星』3部作につながります。

【2011年】猿の惑星:創世記

【2014年】猿の惑星:新世紀

そして今作

【2017年】猿の惑星:聖戦記

となります。

つまり本作が最終章となっています。

 

1作目と2作目についてですが、

簡単にいえば知性の高い猿の誕生からシーザーがリーダーになり、

そして彼の葛藤と人間との争いが描かれています。

めちゃくちゃ面白いです。誰にでも自信を持ってお勧めできます。

 

で、肝心な本作についてですが。

 

映像がすごい!!お金かかってるね!!

 

え?内容は?

評価で詳しく話します。

評価

45点

最近よくある、

映像に力を入れ過ぎた余り物語が….ってやつです。

 

キャッチコピーや原題、さまざまなところで

最終決戦大戦争!!

みたいな宣伝がなされていますが、

全然違います。

 

まあ派手に大戦争しないのはまだいいとして、

完全にシーザーだけの物語になってしまっている。

他の方たちはどうなったの??

猿と人間が地球の支配権を奪い合う作品の最終章にしては納得できません。

 

それにラストシーンが本当に…

え?それで終わりってか?

これで終わりってことでいいの?

まじで?

 

全体的にもっと丁寧に描いて欲しかったところがあっさりしていて、

逆に別にいいよ!ってところが無駄に凝っていたりでなんかねぇ…

というのが正直なところ。

 

あと、ちょっとしたネタバレになりますけど、

あほかわいい猿が出てきます。

もちろん彼がそのあほかわいいっぷりを発揮するシーンがいくつかあるのですが…

タイミング悪っ!!

今じゃなくt、今じゃなくていいよーーー!

ってなってしまった。

 

ただ映像は本当に圧巻の一言です。

ポスターにも映ってる幼女は可愛いし、

前2作を見てる方はせっかくの完結編だし見に行ってもいいと思います。


前2作のネタバレあらすじ

『猿の惑星:創世記』

人類はウイルスを使ったアルツハイマー治療薬をチンパンジーに投与し実験。

うまくいくかと思われたが、暴れだし射殺される。

その子シーザーはウィルという男性に拾われ、高い知性を発揮しながら成長していく。

しかしある日施設に連れていかれてしまい、そこでたくさんの醜い人間たちを知ることに。

ウィルは説得して連れ戻そうとするも、シーザーは仲間と共に反旗を翻す。

ついに森に逃げ込んだシーザーたち。

一方、猿たちの知性を大きく向上させた治療薬は人間たちにとっては致死的なウイルスだった。

猿インフルエンザと呼ばれた病は全世界で広がり、人間の文明は崩壊した。

 

『猿の惑星:新世記』

森で平和に暮らす猿たちだったが、ある日人間がやってくる。

猿の領地内にある発電所を稼働させたいのだと言い、シーザーはそれを許可する。

トラブルに見舞われつつも発電所を再稼働させることに成功し帰っていく人間たち。

しかし人間に虐げられた過去から、彼らを殲滅しようとするコバ。

猿の集落を焼いてシーザーを撃ち、人間の仕業だとしてついに戦いを仕掛けてしまう。

一方シーザーはマルコムという人間に助けられ一命を取り留めた。

それを知った息子のブルーアイズは彼の言う通り人間たちを解放し、共にコバのところへ向かう。

その頃恐怖政治で猿たちを支配していたコバ。

帰ってきたシーザーと戦いになり、優勢だったが負けてしまう。

お前はもはやエイプじゃない。と告げられ、突き落とされるコバ。

だがコバが始めた戦争はもう止まらないのだった…。

本作のあらすじ(ネタバレなし)

前作でコバが人間に戦争を吹っかけてしまったばかりに、

シーザーは争いたくないのに戦っていた。

 

ある日、またいつものように戦いが行われ、

人間を数人と、人間の見方をしていたレッドを捕らえる。

野蛮でないことを証明するため人間たちを帰すが、

拘束していたはずのレッドが逃げてしまう。

 

その日、久々に息子が帰ってきて移住の話があがるが、

シーザーはこんな大勢を今一気に連れて行くのは無理だと断る。

夜、休んでいたシーザーたちの元へ大佐を含む人間が襲来。

何とか追い返すが、猿たちに犠牲が出てしまう。

そしてシーザーは決断を下すのだった。

ネタバレ結末

※見鑑賞の方はご注意ください

いつもバカみたいに長く書いてしまっているので、今回からは簡潔にいきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突っ走るシーザー!ついに目的地へ。

序盤で大佐に妻と息子のブルーアイズ(2作目にも出ていた子)を殺されたシーザーが、

群れからそれて復讐の旅に出掛けます。

母性あふれるモーリス(赤毛の彼)、

彼に忠誠を誓うロケット、ルカの3人が同行してくれることに。

 

彼らは途中で言葉を話せない女の子を見つけ、

放っておくと死んでしまうと言い、

モーリスが世話を担当することで連れていくことに。

モーリス本当にママ。好き。

 

人間たちを追っていると、

いつの間にか周りは一面の雪です。

そこで怖がるあまり寝返ったウィンターを発見。

家族が殺されたことを告げ、大声を出そうとした彼を殺します。

 

進んでいくと、

なぜか普通の人間なのに撃ち殺されているのを見つける。

どうやら女の子と同じく彼らも話せないようです。

 

彼らは旅の途中、鉄塔の横で休憩を始めます。

するとそこにフードの男がやってきて、

馬を奪われてしまう。

 

追いかけていくと彼は人間ではなく猿でした。

話を聞くと動物園から脱走したんだと知る。

「バッド・エイプ」と名乗ります。

そして彼らが捜している、大佐がいる人間の基地も知っているという。

最初は連れていくことを拒否するが、

シーザーが妻子を殺されたと知り承諾してくれる。

 

無事基地にたどり着いた一行だが、

そこでシーザーを庇ってルカが死んでしまう。

モーリスに止められるが、シーザーは単身で乗り込みます。

しかしすかさずレッドに捕まる。

 

そこには猿たちがたくさん捕まっており、

彼らは壁を建てる強制労働をさせられていた。

 

シーザーは従わずにいたので、

プリチャーとレッドにより大佐のもとに連行される。

そして様々な事実を告げられるシーザー。

 

猿インフルエンザにより人間が退行している。

最終的には女の子や途中で撃ち殺されていた彼らみたいに話せなくなる。

自分はそれを阻止するため息子をも殺した。

壁を建てているのは、敵対する人類が近々攻めてくるから。

など

 

一方外でずっと様子を見ていたモーリスたちがついに動く。

既に存在していた地下壕を彼らを助け出す計画を立てます。

 

ところが急に女の子が一人で基地に入って行ってしまう。

ノヴァと名付けられた彼女はシーザーに食料を与え助ける。

純粋な感性を持つ彼女に心を打たれるシーザーとその仲間たち…。


まさかのラストシーン。え…?

地下壕を掘り終え、ついに救出計画が始動する。

看守を誘い込んでカギを奪い、

それを使って違うケージにいた子猿たちを助け出します。

シーザーも無事息子のコーネリアスと再会。

皆地下壕を通り無事脱出。

しかしシーザーは逃げずに、大佐の元へ向かう。

 

その時、外から大量のミサイルが飛んできます。

もう一方の軍勢が攻めてきました。

文明が崩壊している割にすごい装備と人数だ。

 

そんな混乱のさなか、シーザーは無事大佐の元へたどり着くが。

なんと大佐も退行する病にかかり、話せなくなっていたのだ。

彼の前で銃を頭に打ち込み自殺する大佐。

なんだかあっさりですね…。

 

大佐の件も済み逃げ出すシーザーだが、

仲間の猿たちが人間に狙撃されているのを目の当たりにする。

阻止しに行こうとしたところでプリチャーにボーガンで撃たれ負傷。

絶体絶命の時、なんとレッドが助けてくれました。

当然裏切りと見なされ銃殺されるレッド。

その隙にシーザーは大佐から奪った手榴弾を、丁度いい場所にあったガソリンタンクに投げつけ大爆発。

うまい具合に爆発の範囲は及び、基地の人間たちは皆やられます。

 

攻め込んできた人たちは状況を理解できないけど、

とりあえず勝ったので大喜び。

それを呆然と眺めるシーザー。

 

すると当然、大きな音が。

なんと大規模な雪崩が起こっているではないか。

逃げ惑う人々と猿たちだが、彼らは木に登り避難完了。

人間たちは一人残らず雪に呑まれました。

争いは終わったのだ…。

 

序盤で別れた猿たちに合流し、

無事砂漠の向こうにある安息の地にたどり着くシーザーたち。

 

木の上でシーザーはモーリスと話しています。

モーリスは、皆お前がしてくれたことを知っている。

感謝しているよ、と告げる。

負傷しながらも最後まで踏ん張ったシーザーは安心し、

ここで安らかに眠るのでした。

~THE END~

総評

人間VS猿の作品。

最後は人間たちが雪崩に呑まれて終わったという訳です。

 

私としては

「なんだその最後のオチ思いつかなくて皆まとめて始末しちゃえ!ドーン!みたいなラスト!」

と思いましたが、

結局なによりも自然の力が一番強いんじゃよ…

ってことですかね。納得できないですけども。

 

そしてシーザーも、コバみたいになってるぞ!もうやめろ!

と言われながらも突っ走り、

結局大佐を始末しなかったけど自殺しちゃったし…。

 

完結編だしー。これできりがいいからー。

みたいな感じで取って付けたような安らかな死。

もったいないね…。

 

シリーズもの、こういうの多すぎる(‘Д’)

2 COMMENTS

いごっそう612

今までがけっこう良かっただけにラストがこれだとちょっと・・っすね(^-^;
大佐との戦いとかもガッツリやって盛り上げて欲しかったっすね~。
これでラストかあ・・

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videonanon

全くもって同感です!
個人の復讐物語になっているのはまだいいにしても、ラストシーンがどうも腑に落ちないですよねぇ…
シリーズものはこれが多くて悲しい。

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