映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』【作品紹介・あらすじ&ネタバレ感想】韓国発のゾンビ映画!高評価も頷ける完成度

作品情報

邦題:『新感染 ファイナル・エクスプレス』

原題:Train to Busan

製作国:韓国

上映時間:118分

日本公開日:2017年9月1日

スタッフ&キャスト

監督:ヨン・サンホ

製作:イ・ドンハ

製作総指揮:キム・ウテク

脚本:パク・ジュソク

撮影:イ・ヒョンドク

コン・ユ:ソグ

キム・スアン:スアン

チョン・ユミ:ソンギョン

マ・ドンソク:サンファ

チェ・ウシク:ヨングク



こんにちは!なのんです!

散々洋画が好きです〜洋画のレビューします〜とか言っておきながら1本目にしていきなり韓国映画をチョイスしました。気まぐれすぎて困ってしまいますね。ですがそれでも私はこれを選択したのです。というのもこの映画、

めちゃくちゃ面白いです。

そうなんです。明日(9月1日)が日本公開日で丁度タイミングが良かったっていうのもあるのですが、この作品、ゾンビ映画好きにはたまらないです。特に「28日後…」や「ワールド・ウォーZ」などのように、ひたすらゾンビに追いかけ回されるものが好きな人にはとてもおすすめです。

余談ですが本作は韓国のゾンビ映画らしいです。アメリカなどの海外ではこれでもかっ!てぐらいゾンビ映画が次々と作られ、最近ははちゃめちゃな設定の作品も沢山あって大いに流行ってますが、確かにアジアのものはあまり見かけませんね。

 

あらすじネタバレなし

腕利きのファンドマネージャーである父ソグは冷酷で、その上仕事一筋であるため、妻は呆れて釜山に移ってしまい別居となり、娘スアンともあまりうまくいってません。

そんな中スアンが誕生日を迎え、ソグはプレゼントを渡すのですがなんとスアンは既に同じものを持ってました…。

他に欲しいものはあるかと聞くと、ママが居る釜山に行きたいとスアンは答えます。ソグも家庭を顧みず娘を放ったらかしてきた後ろめたさからか、最終的に仕事を休んで娘を連れて行ってあげると約束します。

そして当日、2人はKTX(韓国高速鉄道)に乗り込み釜山へ向けて出発します。同じ頃、街中では既にウイルスの蔓延によりゾンビが溢れかえっているとも知らずに…。

 

※以下、ネタバレを含むストーリー解説になります。

まだ本作を観ていない方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道路の上で除染作業をしているシーンから始まります。そこにおじさんが運転するトラックが通りかかり、作業員になにやら文句をつけ、イライラしながらも通り過ぎます。

突然トラック内で携帯が鳴り始め、おじさんがそちらに気を取られている間にゴンッ!突然何かにぶつかります。

降りてみると鹿を轢き殺してしまったことに気づくおじさん。「あ〜運が悪い」と言って何事も無かったかのように去っていきます。

しかしその直後、轢き殺されたはずの鹿がありえない方向に関節をぐねぐねと曲げながら、何事も無かったかのように復活します。

復活した鹿は目が真っ白。あっ、ゾンビ特有の表情だ…(^ν^)

 

場面はオフィスに移ります。

優秀なファンドマネージャーである父ソグは電話対応を行っており、なんだか不機嫌な様子です。仕事を終え、帰宅する途中で別居中で釜山に居る妻から電話がきます。ソグはイライラした様子で会話を交わし、その後家に帰っていきます。

その日は娘スアンの誕生日でした。

ソグは事前に同僚に子供の好きそうな物を聞いており、それをプレゼントするため娘の部屋へ向かいます。

どこか冷淡な娘に向かっていつも忙しくてすまない、といったセリフの後スアンに誕生日プレゼントであるwiiを渡すのだが、どうも喜んでくれない(そもそもwiiって、少し古すぎなのでは…?)。どうしたものかと彼女の視線の先を辿ると、そこには既にwiiが置いてありました…。

ソグ「他に何か欲しいものは?」

スアン「釜山。ママのところに行きたい。」

ソグはため息をつき、今は忙しいからと伝えるが、娘はどうしても明日行きたいと言います。

スアンの面倒を見てくれているソグの母親の説得もあり、仕方なくソグは一緒についていくことにします。

そこでソグは娘が学校の発表会で歌を歌ってるビデオ映像を見せてもらいます。しかしスアンは途中で歌うのをやめてしまいます。

翌日の早朝、2人は釜山へ向かうKTX(韓国高速鉄道)に乗るため、車で駅に向かいます。スアンは母親に今から向かうことを電話で伝え(ていうかママ早起きすぎでは?)、切ったところでソグが話しかけます。

ソグ「学校で歌を歌ってるところ見たよ」

スアン「いつ?来てないくせに」

ソグ「実はパパ、スアンのことはなんでも知ってるんだよ。歌って歌って途中で止めたんでしょ」

スアン「ぅん…」

ソグ「途中でやめたらだめだよ。それなら最初からやらない方が…」

と説教が始まろうとした途端、目の前に突然大量の救急車や消防車が通り過ぎます。

「びっくりした…あそこのビルでなんかあったみたいだ」とソグ。

ああ、恐ろしいことが起きているとも知らずに(∩◉﹏◉∩)

 

駅の場面に移ります。

アナウンス「5時30分釜山行きのKTXはまもなく出発します」

野球部の試合(?)へ出掛ける様子の男子高校生がたくさんいる車両へ、応援団の女の子ジニが入ってきます。

みんなのテンションが上がる中、彼女は地味そうな男の子ヨングクの隣に座ります。周りから付き合えだのなんだのとヒューヒュー言われ、ヨングクは聞こえないふりをしてごまかします。(いかにも男子高校生!って感じのノリはどこにいっても同じみたいですね)

違う車両では仲の良さそうなおばあさんが2人で話しています。(後に判明しますが姉妹です。ツンデレっぽい方が妹です。)そこへ電話中のソグとスアンが入ってきて座席に座ります。

列車が出発しようとするその時、女の子がギリギリで車両に飛び込んできて、しかもなんやらとても苦しそうな様子で呻いています。

やばいよ…この人絶対なにかやばいのに感染してるよ…って感じなのですがだれも気づきません。

その時、窓側に座っているスアンがホームで誰かが駅員に飛びつくのを目撃しますが、列車は何事も無かったかのように予定通り出発します。

しばらくするとトイレに変な人がいると乗客(後にヨンソクといういやーなおじさんだと判明する)から言われ、乗務員が確認するとそこにはホームレスのおじさんが。

「みんな死んだ….」と言いながら震えています。

場面は変わり、いかにもやばそうな女の子が車両の中に入ってきました…

体を震わせて呻きながら通り過ぎていくが誰も振り返ったりしません。(なんでだよ!?)



スアンはトイレに行くため立ち上がり、そこで初めてソンギョンとトイレにこもっているサンファに出会います。

車内では韓国各地で暴動が起きてると伝えるニュースが流れ、乗客の間でも不安が広がります。

そしてゾンビ化しかけの女の子の方ですが、乗務員に見つけられ声をかけられるがもちろん反応しません。ひたすら呻くだけです。

仕方なく他の乗務員へ助けを求めるのだが、助けが来る前にガブリ。ついに乗務員が女の子に噛まれてしまいます。

そこから爆発的に感染が広がり(パニック映画特有の危険察知能力が低い登場人物の助けも相まって-。-)、一気に列車内は大パニック。

その光景を目の当たりにしたソグはスアンをだき抱えてただちに安全な車両まで走って逃げます。

狭い通路で前方からゾンビが来ようと跳ねのける!なかなかに強いです。

危機一髪のところでソグやスアンを含む一部の人達は安全な車両へ避難します。あぶないあぶない。

とここでソグは家に置いてきた母親から電話を受けます。なんとか息切れしながら喋ってはいるが、どうも様子がおかしい…と思ったら奇声をあげて電話は切れてしまいました。

さよならママ…(´Д` )

悲しんでいる暇もなく、車掌からアナウンスで大田駅のメイン広場で軍隊が待っているから全員下ろすと伝えられます。

しかし、ソグが電話をして関係者に聞くと、そこで降りてメイン広場へ向かうと全員隔離されるという。ソグは自分とスアンを特別扱いしてくれと頼み込み、了承を得ます。

まもなくして駅につくが、そこには誰もいませんでした…
皆列車を降りてメイン広場へ向かうが、エスカレーターに乗り広場へ出ると、そこには軍隊が全員ゾンビ化した姿で待ち受けていました(特別扱いどころではなかったみたいですね)。

一行は急いで列車のあるホームの方へ引き返し、ドアを塞いで時間稼ぎをします。が、まもなく溢れかえってしまい、残ってる人達は急いで列車に乗り込み、たくさんの犠牲を出しながらもなんとか逃げ切ります。

しかし逃げる時にバラバラになってしまい、妊婦のサンファ、スアンやおばあさんはトイレに追い込まれ助けを求める。

ソグ・ソンギョン・ヨングク3人は、トンネルに入るとゾンビ達は視界を失い音を頼りにしか動けなくなる習性を利用しスアン達を助け出し、安全な前方車両へ向かう。

だがヨンソク達が仕切る先頭の安全車両は感染してる可能性のあるソグ一行を中に入れたがらず、必死に抵抗します。
後ろから追ってくるゾンビを食い止めるためソンギョンのおじさんが犠牲になってしまうも、なんとか安全車両へ乗り込む。

しかし安全車両にいた人達に迫害され、ソグ一行はさらに先頭にある車両の連結口のデッキに追いやられます。
そしてさらに彼らが2度と入ってこないようにドアを塞ぎます。(ゾンビがうじゃうじゃいる方を先に塞ぐべきでは…?)

この安全車両へ逃げ込む時に仲良しおばあさん姉妹(勝手に呼んでます)の姉の方も犠牲になってしまい、安全車両に取り残された妹の方は醜い自分勝手な人間達の言動に呆れ、自分ももう歳だから未練はないと、ゾンビがいる方の扉を開けます。途端、安全なだったはずの車両は地獄と化す。

一方ソグは電話を受けて釜山は安全だと聞くが、途中で線路が塞がれており列車を乗り換えないといけない事態となった。

なんとか新しい車両を見つけるも、ヨンソクの人を犠牲にしてまで助かろうとする行動によりヨングクとジニ、車掌が犠牲になり、また勝手にゾンビのボスとか黒幕じゃないのかと疑っていたホームレスのおじさん(おじさん良い人だったのね…ごめんね)が体を張って助けてくれたおかげでヨンソク、ソグ、スアン、サンファはなんとか新しい車両の乗り換えに成功する。

しかし、ヨンソクは乗り換える時に既に噛まれており感染していました。そしてヨンソクのおじさんを撃退するためになんとソグまで噛まれてしまいます。道中でやっと父子の間に絆が生まれたのにここでお別れ…(´つヮ⊂)

ソグは泣きながらひとり外に出て、ゾンビ化した瞬間線路へ飛び降ります。

一方残されたスアンとサンファはなんとか釜山へ通じるトンネルまでたどり着きましたが、瓦礫で塞がれているため降りて歩いていくことになります。

釜山側には兵士が構えており、2人の姿を観測します。そう、釜山は本当に安全だったのです。

しかしトンネルの中は暗すぎてゾンビかどうか判別がつきません。上司からは撃ち殺せとの命令が出たので、実行しようとした瞬間、スアンが歌を歌い始めたのです。序盤で途中までしか歌わなかった歌です。

兵士は2人が生きた人間であると分かり、無事保護されます。


90点

というところです。個人的には。

特に設定が斬新なわけでは無く、ゾンビの設定や登場人物の行動で「おいおいおいそれはないだろう」と思うところがないことはないですが、ここ最近見たゾンビ映画の中では最後まで退屈することなく見ることができて満足です。

設定が斬新ではないと言いましたが、そもそもゾンビ映画はほとんどが洋画なので、その点韓国人が出演し韓国で撮られている時点である意味新鮮ではありますね。

バランスがとれていて万人に(ゾンビ映画アレルギーの方以外)おすすめできる作品だと感じました。

※ただしタイトル、テメーはダメだ。

また今作ですが、その前日譚を描いた「ソウル・ステーション/パンデミック」というアニメーション映画も9月30日に公開されるようです。こちらの作品も色々と受賞しており、監督は同作と同じくヨン・サンホさん、上映時間は92分となっております。私もまだ見ていないのですが、気になる方は是非劇場へ!

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