映画『セル』【あらすじ・評価&ネタバレ結末】感染した人間が大暴れ。そしてまさかのラスト…

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作品情報


邦題:セル

原題:CELL

製作国:アメリカ

上映時間:98分

日本公開日:2017年2月17日

監督:トッド・ウィリアムズ

原作:スティーヴン・キング

キャスト登場人物

ジョンキューザッククレイ・リデル

本作の主人公。寡黙な人物だが家族想い。

サミュエル・L・ジャクソントム・マッコート

地下鉄で出会い共に行動することとなる。こちらも寡黙。

イザベル・ファーマンアリス・マックスウェル

クレイ家の上の階に住んでた女の子。行動を共にする。

オーウェンティーグジョーダン

途中で立ち寄るアカデミーに寄宿している男の子。

予告編




作品紹介

こんにちは!なのんです( ^)o(^ )

誰も知りたくない情報かもしれませんが、今週はフルでバイトに入っていて、それが今日終わりました!疲労困憊です!!私お疲れ様!!!

そういうわけで、疲れをいやそうとふら~っとTSUTAYAに立ち寄り、この作品を見つけたのです。

私が見に行った店舗にはでかでかと

スティーヴン・キング原作。新世代ゾンビホラー映画。

と書いてありまして、

ほうほうそんなものがあるのか、と思い。

さらに日本の方のパッケージがこんな感じ↓

スティーヴン・キング原作だぞ。

今までも名作をこんなにたくさん生み出してる、スティーヴン・キング様だぞ。

って感じのパッケージ。

本作の宣伝は下にちょびっとあるだけ。

ぁあ…これは内容があれであれだからごり押ししてるんだなきっと…(‘Д’)

しかしここで引き下がらないのが私だ。逆にめちゃくちゃ気になってきたぞ??

という感じで、結局借りました。

そこだけ言えよ!って感じですね。ごめんなさい。

気を取り直していきます!

今作はタイトルが携帯電話を意味する『セル』となっており、ゾンビ映画であると紹介されています。

どういうことかというと、なんと携帯に耳をあてるだけで感染し、「奴ら」という一種のゾンビのようなものになってしまうのです。

必ずしも通話していなくとも、たとえ音楽を聴いてるだけでもなるんです。

それがこの携帯が普及しまくっている現代で起こるのですから、瞬く間に感染者が増えることは言うまでもないですね。

なかなかよく考えたものですね…。こういう謎の現象により感染が広がり大混乱となる設定自体は好きです。

評価

30点(後半に軽度なネタバレを含んでいます。ご注意ください)

とはいっても序盤に25点残りの部分に5点といった感じです。

ネタバレとなるのでここでは触れませんが、エンディングがよくわからないことになります…。

それに、散々伏線を張ってヒントをまき散らしておきながら、十分に回収しきっているとは到底言えない終わり方です。

一本映画を見たらすっきり寝よう!と思ってチョイスしましたが、終わったあとはひたすら頭の中が「?????」になってしまいました。

もやもやしたくないのであればおすすめはしません。

同じく映画化されているスティーヴン・キングの作品で『1408号室』というものがありますが、個人的にはそれを見終え時と同じような不可解さを感じました。

まだこちらの方がましではありますけどね。

しかし、従来の「ゾンビ」と呼ばれる生き物(?)とは決定的に違う点が今作の感染者にはあり、そこは興味深かったです。

というのも、「奴ら」はゾンビみたいに、理性を失ってたださまよい人を襲うだけではありません。

会話をしたりすることはありませんが、「奴ら」は普通に人間を殺します武器も使います。しかもモブがですよ。

それに、すごい速さで走ります。走るだけなら最近のゾンビ映画やドラマでも増えてきましたが、階段も転げ落ちることなく上り下りしますし、梯子まで登ります。

加えてなんと、目に映ったものを他の仲間全員と共有できます。一瞬で居場所がばれますね。

最初は統制のとれていない連中でしたが、途中からは集団で行動するようにまでなるなど、作中でもどんどん進化していくのです。

そこのところは面白かったですよ。それだけに残念ってのもありますが…


あらすじネタバレなし)

飛行機から降り立ち、空港で電話をかける主人公クレイ。相手は別居中の妻と息子。

どうやら長い間家に帰っていないらしく、妻はそれを嘆いています。

と、途中で携帯の電源が切れてしまい仕方なく公衆電話で掛けなおすことに。

しかし話してる途中、突如周りの人々の身に異変が。

泡を吹いて倒れる女性。他人に噛みつく男性。ナイフで無差別に人を刺し始めるコック。

共通点は皆携帯を使っていたことだった…。

何が起きたか分かるわけもなく、クレイはとにかく逃げることにします。

地下鉄で車掌のトムと合流し2人は地上へ出るが、世界は既に地獄と化していた…

ネタバレ結末

※見鑑賞の方はご注意ください

地上へ出た2人はなんとかクレイの家へ逃げ込むことに成功。

早速家族に連絡を取ろうとメールを送るが、文字化けしてしまい送信に失敗します。

途方に暮れる2人…と、そこへ上の階に住んでいるアリスが包丁を持って駆け込んできます。どうやら母親が「奴ら」になってしまい殺したそうです。すごいなアリス。

それからクレイは家族を探しにケントポンドに行くと言い出します。

人の家族なんて知ったことじゃないだろうし、「ここに残って救助を待つ」と言い出しても全然不思議ではないのですが、2人ともついてきてくれることに。やさしい( ^ω^ )

外では「奴ら」が群れになって動き回ってます。ゾンビみたいに完全に外見が変わっている訳ではないので、見た目は怒り狂ったデモ活動をしている民衆に見えるのがまた面白いような怖いような。

そして3人はなんとか危機をくぐり抜け、とある田舎のアカデミーにたどり着きます。

そこには校長と寄宿生であるジョーダンが2人で避難していて、暖かく迎え入れられます。

校長から「奴ら」の生態について色々と教えてもらい、彼らは夜は活動を休止することが分かりました。

そして同時に、校庭に転がって休止している大量の「奴ら」を見せられます。

「よし、今のうちに焼き殺そう!」

ということで、本来水を撒くトラックに油を積んで、一面に撒き散らした後に点火します。

ここからがすごくバカなんですが、校庭で燃え盛っている炎が少し離れたところに停めていたトラックに引火します。

トラックは爆発四散し、その破片が校長に刺さり、なんと校長死亡!

あからさますぎる使い捨て要員( ◠‿◠ )

ジョーダンを仲間に加えた一同は、悲しみながらも目的地へ向かいます。

できるだけ「奴ら」を避けながら車で移動する一同ですが、朝になると全員が同じ赤いパーカーを着た不気味な男の夢を見て目を覚まします。

クレイはコミック作家であり、その赤いパーカーの人物は自分の作品のキャラクターだと告白します。

んんん???と訳が分からない一同ですが、それでも進み続けて山中のとあるバーにたどり着きます。

陽気な男女合わせて3人ほどが楽しんでいますが、とても怪しげ…。

カシュワックという安全地帯があることを教えてもらえたが、同時に嫌な予感も的中し、みんなが寝静まった頃にバーの女性が一名「奴ら」になってしまいます。

瞬く間に感染は広がり、「奴ら」はただただ人間を嬲り殺すだけでなく、耳にその特有の電波みたいな声を流し込んで感染させることもできるんだと判明。すごい。

惜しくもここでアリスを失ってしまうが、悲しむ暇もなく旅は続く。

今度は道中でキャンプしていたレイとダニエルという2人組に出会う。カシュワックが罠であろうことを告げられます。

2人を連れて再び旅へ出掛けるが、途中で運転していたレイが急に車を止めて、山奥に歩いていきます。

クレイが仕方なく追いかけると、そこでレイに赤いパーカーの男に操られているような気がして1週間近く眠れていないことを告げられる。どうも相当参ってる様子です。

クレイは謎のスイッチを手渡され、レイは自爆してしまいます。

道中色々あったが、クレイ・トム・ジョーダン・ダニエルの4人は無事クレイの妻の家へと到着します。

中に入ると、冷蔵庫にマグネットでメッセージが記されていた。

「ママは「奴ら」になってしまった。自分はカシュワックを目指す。」と。

息子あんなに小さいのに、ママから逃れてなおかつ安全地帯の情報を手に入れ、1人で向かっているって何者だよ٩( ᐛ )و

部屋を探っていくと、ドアが閉まっているところを発見。

おそるおそる開けると、赤いパーカーの「奴」が飛び出してきます。

トムとなんとか撃退し、ついに夢の中に出てきたラスボス撃退か!?と思いきや、クレイの妻でした。

悲しみに暮れながらも、ほかの仲間には妻の車を貸して、自分は唯一の息子のいるカシュワックに向かいます。

別れ際、息子を見つけたら後を追うから道中に印をつけておいてくれと頼みます。

カシュワックに着くと、案の定そこには「奴ら」がごった返していました。

真ん中には鉄塔が立っており、みんなはその周りをひたすらぐるぐる回っています。(ていうかこれ、イスラム教徒がメッカのカーバ神殿の中でぐるぐる回っているのと全く同じ光景ではないのか)

鉄塔の前には赤いパーカーを着た夢の中の人物が。

それをめがけて、クレイは車を発進!赤いパーカーの人を吹き飛ばします。

それだけでは済まさず、降りてからショットガンでトドメを刺しました

これでやっと全てが終わったかと思われたが、周りのぐるぐる回っている「奴ら」の動きは止まりません。

しかし、その時急に目の前に息子が姿を現します。すかさず抱きつくクレイですが、周りの「奴ら」が一斉にその電波みたいな声で叫び出します。

息子の顔を見ると、彼ももう感染しまっており共鳴しておりました。

加えて何発もショットガンを打ち込んだはずの赤いパーカーの男まで、何故か生きていて共鳴しています。

クレイは息子を再び強く抱きしめ、レイに貰ったスイッチを押します。

車に積んであった大量の爆薬が弾け、鉄塔を巻き込んで全員吹き飛びます。

場面は急激に変わり、優しい木漏れ日が差し込む森の線路の上で、クレイと息子が歩いています。

息子は感染しておらず、和やかな雰囲気でゆったりと歩いている様子です。

そばの木々には、クレイが仲間にお願いしていた印が付いています。

と思ったらまた場面転換し、次は爆発で潰れたはずの鉄塔の周りで、弾け飛んだはずの「奴ら」がぐるぐる回っています。

その中にはなんと感染したクレイの姿が…。

〜THE END〜

感染した息子や自分ごと鉄塔ごと吹き飛ばしていたら、2人で仲間を追うことは当然できない。最後の鉄塔が残っておりクレイが生きているというパターンも併存出来るものではない。

つまり私が3色に色分けした結末は、それぞれ同時に存在し得ないものなのです。

ではなぜこういうラストになったのだろうか。

私の推測では、この話は夢オチではないかと思います。

全員の頭の中にクレイのコミックのキャラクターが登場しますが、このキャラクターは世界的に有名なキャラクターでもなんでもありません。

せいぜいクレイとその本の読者が知っている程度ですよね。

なのにそんなキャラクターがラスボスになっています。

つまり、これはクレイの頭の中の話、つまり架空の夢の話ではないと思ったのです。

それに加えて、ラストの意味不明さ。

現実の話として解釈しようとしても筋がどうしても通りません。

そもそもなぜ突然そんな電波が流れ感染したのか、どういう仕組みで何が目的なのか、作中では一切明かされません。

そういう曖昧な部分や、現実離れした場面からも、夢オチであると言わざるを得ないのではないでしょうか。

総評

設定や最初の勢いがなかなか良かっただけに、終わりに近づくに連れ謎が増え、最後は謎を解き明かすこともなく自分達であとは想像してくれー、と言わんばかりのラスト。

圧倒的消化不良ですね…

もっとみんなに見て貰って、ラストの解釈を含め頭の悪い私に教えて欲しいところではありますが、やはり自信を持っておすすめはできないです。

余談ではありますが、この作品怪しい雰囲気の登場人物がすごく多いのですよ。

最後でどんな風に絡んでくるのだろうとワクワクしてたら、何も起こることはありませんでした…。

色々と残念です。

感染ものを愛してやまない方なら、一見の価値はあるかもです。そんな映画でした。

それでは、本日はここでさよなら〜(๑╹ω╹๑

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